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2010年05月20日

研修会

 今回アメニティかつらぎでは、褥瘡予防の研修として 「 モルテン 」 の外部講師を

お招きしました。

「 ベッド上で生活する人の 『 QOL 』 と 『 安全 』 対策のための介護機器と介護技術 」

の講義を行って頂きました。

講義内容
  ①ベッド上で身体にかかる危険な圧と対策
  ②マットレスの分類 ・ 用途 ・ 機能について
  ③介護技術 「 ベッド操作と背抜き 」
  ④マットレス別 & 体位別の身体にかかる圧の測定と体感
  ⑤体圧分散マットレスと組み合わせる事で効果を発揮するベッド上でのポジショニング

 実際にスタッフがベッド上で横になり、ベッドを挙上した時の、 「 ずれ力 」 「 圧迫感 」

などを体験し、又体圧測定器による身体にかかる圧をプロジェクターに写して頂き、

とてもわかりやすく理解することが出来ました。 又、マットの形状やベッド上での

ポジショニングも体感でき、利用者様の立場になって考えることも出来ました。

 実演を交えながら分かりやすく解説して頂いたので、職員にも理解しやすかったのでは

と思います。


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『 今回の研修でも紹介のあった、クッションビーズの入ったポジショニングクッションが

使いやすく、洗えることなどから “ 欲しい ” と思いましたが、備品で数多くのクッションを

購入しているために、今回は断念しました。 ( 余談でした ) 』


 その他当施設の褥瘡予防の取り組みとしては、まず入所時に褥瘡因子評価を行い、

ハイリスクの利用者様に対してケアプランに褥瘡予防対策を計画し実施しています。

その後、3ヵ月毎に各受け持ちスタッフが褥瘡因子評価表を記入し、

褥瘡予防委員会で計画・立案を行い、又評価を行い褥瘡予防に努めています。

 昨年度、在宅でポケット形成した褥瘡もご本人協力のもと、完全に治癒することが

出来ました。又、病院加療で仙骨部に5cm程度の褥瘡が出来てしまった利用者様も

現在は、かなり改善しています。私たちスタッフの成果で、自身にも繋がりますので

ご紹介させて頂きます。

 最後に、今回の研修で学んだことを、即利用者様に実施出来るよう取り組んで

いきたいと思います。
                              研修委員会 ・ 褥瘡予防対策委員会

投稿者 shitsugukai : 2010年05月20日 14:03

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