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2006年08月01日

減少

8月になりました。相変わらず暑い日が続いています。夏バテしそうな感じですが体重は少しも減らず、元気だけが取り得の自分が羨ましいような、そうでないような・・・
先月26日付で国民健康保険中央会が発表した介護給付費の実態を見ると、前年度比2.8%の減少となっているそうです。介護報酬改定直後の4月提供分の集計で、改定直前の3月分と比較すると、訪問・通所系で11%の減。ゼロ改定だった施設も6%の減となっています。この数字を見ると介護保険指定事業所はかなり苦しい経営状態になっているのではないでしょうか。
最近ではいろんなところでの「無駄遣い」が発覚している行政。その中枢となっているこの国のお偉い方々はこの状況をどのように理解し、今後の福祉行政に役立てていくのでしょうか。福祉の分野は多岐にわたるものが多く、どれをとっても見ても疎かに出来ないものばかりです。「相手の立場になって物事を考える」。お偉い方々も銭勘定もいいですが、自分が福祉サービスを利用する立場に追い込まれたときの事も考えてみてはどうですか?そうすると税金の無駄遣いも減少し、暮らしやすい国が誕生するかもしれません。
日本の貧困率は先進国の中でも非常に高いと言われています。このデータの中には様々な経済情勢や、雇用率の問題など細かな数字が反映されているようです。本当に景気は回復しているのか。一部の金持ちだけが優遇されるような政策を掲げているようなら、この貧困率も減少はしないでしょう。過去を振り返っても仕方ないでしょうが、古き良き時代の日本という国を思い返して見てはどうでしょうか。

投稿者 sanju1313 : 2006年08月01日 17:42

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