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2007年01月31日

急な仕事

日頃からきちんとした内容で業務を行うのは当たり前のことですが、それがなかなか上手くいかないことが多々あります。現場で働く方々は特に痛感しておられるのではないでしょうか?事務方の者はだいたい決まった内容で月日が過ぎていくのですが、事業が大きくなればなるほど突発的な事項が増えて、すぐに処理しなければならないことがあります。
私たち管理者はその急な仕事を処理するために毎日出勤しているようなところがあり、気が付けば自分の仕事が後回しになっていたりします。
この頃、福祉という仕事は対人サービスの究極だと考えるようになりました。人を相手のサービス業は多々ありますが、福祉サービスは通常行われるものとは一線を画しています。そこには魅力的なものがあり、人生の中で得難い経験があります。マニュアル通りの会話や接客ではなく、その利用者の人生そのものを抱えながら仕事をしなくてはなりません。利用者だけでなく、その家族等の生活にも関わることになります。言い換えれば人の人生の一部を背負っていかなければならないのです。大変な仕事です。先に述べたような「魅力的なもの」の裏側には「責任」という重いものが付いてきます。達成感を味わうことはなかなかできませんが、表裏一体の中で過ごす仕事を選んでしまった全国のスタッフには、このことを肝に銘じていただきたいと思います。
「利用者のことをいつも考えられる職員になる。中心は利用者である」「職員同士のもめごとや、人に対する中傷誹謗は決してしない」。当法人の理事長の信念です。
いつものことで、バタバタと一日が終わってしまいますが、急な仕事であろうと、通常業務であろうと、常に私たちは日々この言葉を念頭に置きながら仕事をしています。これから年度末でますます忙しくなりますが、頑張っていきたいと思います。

投稿者 sanju1313 : 2007年01月31日 17:15

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