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2007年03月13日

まだまだ

まだまだ寒い日が続きますね。体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。先週いっぱいでこの寒さも終わりかなと思っていたのですが、やっかいなことに今日も寒い一日でした。
つわぶき苑の桜も蕾が膨らみ始めていたのですが、どうやら足止めをくっているようで、なかなか大きくなりません。早く綺麗な花を咲かせて欲しいのですが・・・

社会にはいろんな組織があります。一般企業や社会福祉法人等、さまざまな企業体があり、そこで働く人もさまざまです。個々に違う人生を歩んできて、生活環境も個々に違う。そんな人たちの集合体でもある組織ですが、たった一人の社員が組織の方針と違う方向を向いてしまうとどうなるのでしょう?多分その組織はいつまで経っても良くならないでしょうし、関係する人々からも信頼を失っていくことになるでしょう。
なぜこのような話をするのかというと、パソコンや携帯電話には数え切れないほどのサイトがあります。福祉関係においても公式なサイトから、個人で楽しむサイトやブログ等本当にたくさんのサイトがあります。その中で残念なことを発見しました。世の中の介護職の人たちの状況がよくわかる、また個人的な考えがそこに反映されている。愚痴をこぼすことは誰にでもあることですが、不特定多数の人が見ることができるサイトにひどいものがあります。愚痴だけならまだかわいいものです。組織や個人に対しての誹謗中傷のような内容などもあり、同じ職種の者として情けなく、また憤りを感じました。
私はこの仕事は対人サービスの究極ともいえる仕事だと思っています。利用者のために色んな事を考え、援助し、快適な生活を提供するのが私たちの役目でもあります。その仕事を担う者が相手を傷つけるような内容の書き込みをし、注意されると「私的な趣味として行っているのに注意されるとは、プライバシーの侵害だ」という。誹謗中傷している相手や職場が特定できないからといって好き放題している。人を支える仕事であり、幸せを提供する仕事であるのに、人を傷つけるようなことを平気で言っているような者は断じて許せません。言いたいことがあれば直接本人や職場を相手に堂々と言えばいいのに、陰でコソコソとするというのは、福祉の仕事に携わる者としては失格だと思います。「プライバシーの侵害」だと言っている者に限って、利用者や同僚のプライバシーを侵害しているんですよ。本人が気が付かないうちに人を苦しめているんです。
このような人間が三寿福祉会には存在しないことを願っているのですが、実際はわかりませんよね。怪しいと思っても個人を特定できませんし、私の知らないところではいろんなことが起こっているのですから。世の中便利になって生活環境も改善され、多くの人が快適に過ごせるようになりましたが、まだまだたくさんの人が日々の困難と向き合って生きています。私たちは一人でも多くの方々に、ほんの少しの幸せを提供する役目を背負っています。人の心はデジタルではだめです。いつまでもアナログな心を持ち合わせていないとこの仕事はできません。いくらIT化が進んでも、人は人が支えないと生きていけないのです。機械では心は通じません。このことを理解できない者は、いくら頭が良くても、資格を持っていても無駄です。他の仕事を見つけてください。

投稿者 sanju1313 : 2007年03月13日 19:33

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