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2007年03月17日

???

訳のわからない資格ができそうな雰囲気です。「准介護福祉士」を創設するという記事がありました。どういうことかと言うと、介護福祉士養成校を卒業していれば、国家試験に落ちても「准介護福祉士」という資格を認めるそうな。養成校を卒業しても試験を受けることを義務付けすることを議論してきたはずが、不合格者の受け皿的なものとして創設されようとしているのは趣旨が間違っているように思います。「准介護福祉士」を創設する最大の理由は、EPA協定によるフィリピン人介護士の受け皿とすることだと厚生労働所は説明しています。
「准」=試験に不合格になった人。これは落ちこぼれですと言っているようなものです。介護福祉士という資格の社会的評価も下がりますね。国家資格に準ずる資格。どの業界の専門職にもない話が、福祉の現場で必要なのか。福祉サービスは今までも専門性に欠けると言われてきましたが、改善されるどころか、ますます悪い方向に向かっているように思えてなりません。

投稿者 sanju1313 : 2007年03月17日 13:37

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