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2011年02月21日

介護と看護

今日は天気も良く、ご利用者の方々が順番に外へ散歩に出かけられている姿を目にします。「寒くないですか?」との言葉かけに、「気持ちええな~」とのお言葉。のんびりとした雰囲気で、見ている方はほのぼのとした感じがしました。

定期購読している専門紙のコラムに次のようなことが書かれていました。
「介護職は、看護職と何ら変わらないケアの視点を持つ。援助技術の方法論もほとんど同一で、カバーする領域までもが大きく重なっていて、両者の境界線を見いだすことのほうがむしろ困難。人々はなぜ、共通項に目を向けないのだろう。」
これは数年前に発行された著書の冒頭に書かれているそうです。著者はナイチンゲール看護論研究の第一人者で、著作を徹底的に研修して看護の原理を明確にし、ケアの実践に導くため長い年月をかけて構築されたようです。
頭の中では理解できていてもそれを実践することは困難で、皆さんご苦労されていることだと思われます。三寿福祉会でもそれは同じです。しかし、日々の意見交換や他職種であってもいがみ合うこともなく仕事ができる環境はどこの施設にも負けていません。ただ、その一歩先に踏み込んで考え、実践していくことはこれからの大きな課題であると認識しています。どの職員も視点を同じにして、法人や施設の理念と向き合い、切磋琢磨していきたいと思います。

投稿者 sanju1313 : 2011年02月21日 15:35

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